近距離無線ネットワークの技術(10): 無線LANの認証方式

摘要

無線LANのセキュリティの基本的な手法は、認証(不正利用者防止)、暗号化(盗聴防止)、整合性(改竄防止)である。今回、説明する認証は、正規の利用者のみが、基地局に接続でき、通信を可能にするため、予め接続を許可する行為である。しかし、認証行為が無くても電波を傍受すれば、通信データの盗聴が可能なためデータの暗号化がセキュリティ上、重要な事項である。