世界売上げ、19年に2倍以上新車搭載率は55%に拡大

摘要

米調査会社IMSリサーチによると、音声認識装置の自動車への搭載が進んでおり、新車への搭載率は12年の37%から19年には55%にまで拡大する。11年には8100万ドルだった世界の自動車用音声認識装置の売上高は、19年には2倍以上の1億7千万ドルに増加するという。音声認識装置により、ドライバーは発声するだけで、道路から目をそらしたりハンドルから手を離すことなく、安全にカーナビやエンターテインメント装置を操作できる。将来的には、テキスト·メッセージの送信や電子メールの作成も可能になるという。音声認識技術は、自動車だけでなく、ほかの消費者向け電子機器の標準装備機能になりつつある。