12年度のPC国内出荷 3年連続1000万台超 ノート型比率、過去最高73%

摘要

電子情報技術産業協会(JEITA)が23日発表したパソコン国内出荷実績によると、12年度(12年4月-13年3月)の出荷台数は前年比1.1%減の1115万2千台となった。法人向けのリプレース(更改)需要が好調に推移したことで、現行の統計体系となった07年度以降、過去最高を記録した昨年並みの実績となり3年連続の1千万台超となった。12年度のデスクトップの出荷台数は、同8.6%減の302万3千台となったが、ノート型は同2.0%増の812万9千台と堅調で、ノート型比率は過去最高の72.9%となっている。ただ、単価下落の影響で、出荷金額は全体が同8.3%減の7952億円となり、うちデスクトップ型が同17.8%減の2195億円、ノート型が同4.1%減の5757億円を計上した。