富士ゼロックスの国際認証センター 超微粒子粉じん評価の試験所に国内初の認定

摘要

富士ゼロックスの海老名事業所内にある国際認証センターが、ベルギー経済省認定機関（BELAC）から、新規規制項目となった「超微粒子（UFP=UltrafineParticle）粉じん評価」について、国際規格ISOIEC17025に適合した、公平·公正な試験を実施できる試験所として認定を取得した。国内製造者としては初めて。超微粒子は、直径0.1マイメークロトル（0.1ミリメートルの千分の1）以下の粒子で、近年、微粒子に対する規制が強化されている。1月1日から、環境先進国とされるドイツの厳しい環境基準であるブルーエンジェルのプリンタに対する認定基準が、従来のRALUZ—122から超微粒子粉じんに対する要求を追加した新認定基準RALUZ—171となった。国際認証センターほ昨年10月、ドイツBAM試験所のRALUZ—171の試験所認定に続き、国際規格であるISO/IEC17025の試験所としての認定範囲を超微粒子粉じんの評価にも拡大した。