電機関連各社の4-6月連結決算 ミツミ電機、売上げ9%減 第2四半期以降回復へ

摘要

ミツミ電機の15年3月期第1四半期(14年4--6月)連結決算は、売上高が前年同期比9.4%減の265億円、営業損失が33億円、経常損失が38億円、当期純損失が40億円となった。車載関連製品などの売上高は増加したが、アミューズメント関連製品の減少に加え、スマホ関連も新製品への入れ替えに伴う一時的な生産調整の影響を受けた。「Q1の業績としては、ほぼ計画通り。Q2以降は、売上げも回復し、確実に収益が上がってくるとみている」(齋藤求取締役)。Q1のセグメント別売上高は、半導体デバイスはLIB用半導体などの受注が増加し、同14.4%増と大きく増加。光デバイスはカメラモジュールが車載用およびスマホ用の標準製品の受注は増加したが、アミューズメント用および特定顧客向け部組み品の受注が減少し、同41.6%減。機構部品は、アミューズメント関連製品の減少に加え、スマホ用の一時的な生産調整があり同14.6%減。高周波部品は、車載関連製品の受注が増加し同13.4%増。電源部品は同31.1%減。