ダイキン工業 空気清浄機の品質訴求 進化した集塵性能で差別化

摘要

ダイキン工業は高感度のほこりセンサーを搭載し、PM2.5も素早く見つけて反応する加湿ストリーマ空気清浄機の新製品を9月9日から癸売する。空気の汚れに関心が高まるなか、品質をアピールし商戦を盛り上げていく。同社は、空気清浄機では本格的な集じん性能を搭載するなど、品質勝負で商戦に臨む。3方向からの吸い込みと集じん能力が持銃する「電気集塵方式」の採用や、集じんしたほこりなどをプラズマ放電の一種ストリーマで分解するなど、本格性能で差別化を図る。昨年度、空気清浄機市場全体は、前年をやや下回る275万台にとどまったが、同社は「市場でユーザーから本格性能が支持されてシュアを高めに」(空調営業本部事業戦略室)と手応えを得ている。国内シェアは2割強に高まり、2番手を固めた。