太陽電池の効率をアップ 太陽光パネル バックシート材料に参入

摘要

ダイセル・ェボニックは太陽光パネルのバックシート用材料市湯に参入する。主力製品のポリアミド12系樹脂「べスタミド」の特徴を生かし、新巿場での拡販を目指す。「べスタキープ」は低吸水性や耐衝撃性など多くの特徴を持ち、多種多様な用途で使用されている。今回、べスタキープをべースに耐光性を高めたグレード「BS1231」を開発し、太陽光パネルのバックシート用材料として提案を開始した。同製品は耐光性や耐薬品性に優れるほか、吸湿性を低く抑えている。屋外使用中でも決しで溶けることはなく、高い反射率を有し太陽電池の効率アップにつながる。熱可塑性樹脂であるため加工性に優れ、ラミネート型、共押出し型バックシート両方に対応できる。日本市湯で主流のPET樹脂を用いたバックシートに対して、競争力のある価格と性能を持つ。また、菲フッ素系樹脂のため環境性能にも優れている。