プリント配線板各社 車載用基板事業を拡大 海外工場で車載向け増産設備投資を活発化

摘要

プリント配線板メーカーが、車載用基板事業を拡大している。自動車の生産台数増に加え、電装化率の高まりで搭載枚数の増加が需要を押し上げる。各社では、世界の主要な自動車およびティア1メーカーが中国、ASEAN地域で生産を増強していることに対応。海外工場での車載向けの増産に向けた設備投資を活発化している。日本シイエムケイは18年3月期を最終年度とする経営3カ年計画では、連結売上げ目標900億円のうち、車載向けとして600億円を目指している。16年3月期には前年比14%増の499億円まで引き上げる見込み。