三菱住環九州支社ZEH見据えオール電化と住宅用太陽光に力床暖房とのセットで差別化

摘要

【福岡】三菱電機住環境システムズ九州支社は、ネット•ゼロ•エネルギー•ハウス(ZEH)の普及を見据え、オール電化機器と住宅用太陽光発電システムの提案に力を注ぐ。商品冷熱部スマート電化PV課長兼SP課長の右橋辰秀氏は「エコキュートとIHクッキングヒーターだけでは差別化が難しい」と指摘。従来の電気ヒーター式より省エネなヒートポンプ式冷温水システムの床暖房とのセット提案で差別化を推進する。エコキュートの16年度上期の販売台数は前年比46%増。三菱LE全社の平均より33ポイント、九州管内の工業会データより20ポイント上回ったのは、4月1日からの九州電力の新電気料金プランを前にした3月末までの駆け込み需要の残りと、熊本地震が要因だ。