国際放送機器展きょう開幕1090社が出展、来場3.8万人見込む

摘要

きょう開幕の国際放送機器展(Inter BEE 2016)は4K•8K、HDR(高ダイナミックレンジ)、IPがキーワードになり、盛況な展示会が予想されている。今回の出展企業数は内外合計で1090社を数え、過去最高。主催の電子情報技術産業協会(JEITA)は、来場者でも過去最多の3万8千人を見込んでおり、例年になく盛り上がりそうだ。(関連記事2面、特集7-11面)国内の放送業界は、03年に東名阪の3大都市圏で地デジ化がスタートしたが、全国の県庁所在地でも地デジが始まった06年度をピークに放送機器の需要は減少傾向。しかし現在では地デジ投資を終えた放送各社が10年目の更新期を迎え、放送機器はリニューアル需要を期待しているのが現状。