東芝 ブランド維持 家電再編 美的傘下で新製品開発推進

摘要

東芝は課題だった家電やパソコン事業を再編して新たなスタートを切る。3月末をメドに白モノ家電事業を中国家電大手の美的集団(※)に譲渡することで、東芝ブランドを維持しながら事業の再生を図っていく。長年、東芝を支えてきた家電事業が外資傘下に入ることになった。18日に会見した東芝•室町正志社長は「現在はブランドや拠点、従業員を維持する方向で協議を進めている。これまで事業環境が厳しく、資源投入ができなかったため、新体制では新製品開発などもできるようになると期待している」と述べた。