電線工業会21年度荷、2.5％増の63.7万トン内需5G、リ乇ートワーク閼連拡大で電子·通信「増加」を予測

摘要

日本電線工業会(井上治会長)は24日午後、3月定例記者会見をオンラインで開催し、20年度の電線出荷見込みと21年度の見通しを発表した。会見冒頭で井上会長は、「今年度の当会は、新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言発出で始まり、本来行うべき行事も開催で含なくなるなど、活動に制約のある難しい1年だった。一方で、Web会議システムを活用して委員会や説明会を開催することにより、業務の高率化や参加者の拡大が図れたポジティプな面もみられた。来年度の活動はコロナの状況をみながらとなるが、積極的で明るい業界活動を行っていきたい。来年度の事業活動テーマでは、特に環境問題に対しては、政府が公表した2050年カーボンニュートラルの方針に沿った脱炭素社会の実現を目指し、会員とともに適切な対応を検討したい」と述べた。