IMV地震計のISO国際標準化へ産学官連携で取り組む

摘要

IMVはこのほど、地震計のISO国際標準化に向けた取り組みを開始した。ISO標準化調査の統括会社として業界各社や協力機関と連携し、22年の規格化を目指す。近年、各国で都市性能を評価する動きが高まっている。都市性能評価では教育や交通、通信インフラなどとともに、防災を評価する項目もある。これまで地震計測に関する基準は世界で統一されておらず、地震計の使用目的も各国でバラバラだつた。都市性能評価を背景に、統一された地震計測の評価基準が必要となり、国際標準化を求める動きが高まつた。