空調技術棟が竣工新製品開発を加速三菱電機静岡製作所

摘要

三菱電機は、空調システム事きのさらなる拡大に向けて静岡製作所(静岡市駿河区)に建設していた「空調技術棟」=写真=が24日に竣工し、6月から順次稼働する。これにより、家庭用と業務用空調機器のグローバル対応製品の開発力を強化し、新製品の開発を加速する。同社は空調機器の製造拠点をグローバルに展開しており、静岡製作所はそれらのマザー工場の一つとして、製品開発力の強化を進めている。同社は今回、静岡製作所の敷地内に「空調技術棟」を新たに建設し、製作所内に分散していた設計部門や試作部門、試験評価部門を集約する。業務の緊密化と迅速化を図り、部門間シナジーを創出することで、グローバル対応製品の開発力のさらなる強化を目指していく。