ケーブルコンべンション/ケーブル技術ショーに寄せて

摘要

「ケーブルコンベンション2019」の開催を心よりお祝い申し上げます。また、日頃から情報通信行政に格別のご理解とご協力を賜り、御礼申し上げます。昭和30(1955)年に地上放送の再放送を行うメディアとして出発したケーブルテレビは、平成の時代を通し、地上放送の再放送にコミュニティ放送や多チャンネルサービスを加えたテレビ放送、固定電話、固定ブロードバンドの「トリプルプレイ」を中心に地元密着のサービスを提供する「地域の総合情報基盤」として発展を遂げてこられました。また、近年は、MVNO、スマートホーム、電力•ガスなどのエネルギー事業といつた新しいサービス領域に事業を広げる事業者も増加傾向にあります。新しい「令和」の時代にあっては、5G、AI、4K.8K、 IoTといった技術がいよいよ本格的な導入の時を迎えますが、ケープルテレビ関係者の皆さまにおかれても、今後の事業の発展に向けて、こうした新しい技術を活用したサービスを創造•展開していくことが重要であると認識しております。