生物多様性保全モニタリングにおけるrn参加と外来種対策rn:セイヨウオオマルハナバチの監視活動

摘要

生物多様性条約を拠りどころとする自然環境の保全?再生の実践においては、情報の共rn有と参加が成否の重要な鍵として認識されている。英国やアメリカ合衆国では市民参加にrnよる生物モニタリングが盛んに行われ、多様な主体間での情報共有と参加を促す役割を担っrnている。日本では、北海道において多様な主体の協働による侵略的外来種?セイヨウオオrnマルハナバチの排除を兼ねた侵入実態のモニタリング活動が実施されており、2年間でrn49,000頭を超える捕獲がなされた。その情報は、データベースの作成、侵入地図、侵入警戒rn地図の作成を経てウェブで公表されている。外来種対策をはじめとする生物多様性保全のrn実践において参加型モニタリングにおける双方向情報交換の重要性について論じた。