機械的単位操作に関する産学連携研究会2016～2017年度活動報告

摘要

本研究会は研究会名称にもあるように，粉体の機械的単位操作を共通のキーヮードとして産学の主に若手の技術者-研究者の人的，技術的な交流の「場」を提供し，当該分野の活性化に寄与することを目的として活動している。2013年度に日大•河府先生を代表として当研究会の前身の準備委員会が設立され，2年後の2015年度に正式に粉体工学内に新たな研究会として設置された（詳しくは粉体工学会誌53卷9号（2016）をご覧ください）。当研究会の主な活動内容の一つに年一回開催の「粉体の機械的単位操作に関する参加型講演会」がある。この講演会では産学から講師をお招きする招待講演と併せて「参加型」というネーミングの通り，参加者による技術•研究内容を紹介する時間を設け，本研究会の目的である人的•技術的な交流の活性化に効果を上げている。本報では2016～2017年度の活動内容について報告する。