兼芝の「裸眼3Dテレビ」戦略価格で普及拡大を狙う

摘要

「裸眼対応の『3Dテレビ』は，我々が持っている現状のパネル技術とエンジン技術の集結によって実現できる。技術オリエンテッドな製品ではあるが，市場で勝負したい」－。東芝は，裸眼で3次元（3D）映像を見られる液晶テレビ「グラスレスREGZAGLl」を，2010年12月下旬に発売する。執行役上席常務でビジュアルプロダクツ社の社長を務める大角正明氏は，他社に先駆けて発売する狙いを冒頭の言葉で表現する。