重要文化財門司港駅大規模修繕

摘要

鹿児島本線門司港駅舎は、1891年に九州鉄道の起点駅である門司駅として開業した。現在の駅舎である2代目の駅舎は1914年に創建された。その後現在までの105年の年月の中、駅名が門司駅から門司港駅に変わり、モータリゼーションの変化のもと、駅正面に車寄せが設置されるなどの変化を経て、1988年には現役の駅舎として初めて重要文化財に指定された。しかし経年による老朽化ゃ蟻害などにより大規模な修繕が必要となり、社内外関係部署との協議を経て、2012年9月から大規模修繕工事を開始し、2019年3月に駅舎の復原工事を終え、駅舎のすべての部分を供用開始した。