日本女子体育大学 大学総合体育館

摘要

日本女子体育大学は、日本で初めての女子体育専門学校として、モダンダンスやバレエなどの身体表現を取り入れた体育指導を行ってきた。地下から地上まで、複数の大空間を組み合わせた複合体育施設でありながら、コンパクトで合理的かつ大学のシンボルとなるような施設を目指した。地下3階は多目的スペースが2室、地下2階は25mプール、地下1階は舞踊の発表、講演会等に使用できる300席の多目的ホール、1階は移動間仕切り壁で多目的に使用できるエントランスホール、2階は全生徒のロッカー室、3階は2,000席の式典にも対応でき、本格的な舞台·音響設備も兼ね備えているメインアリーナがある。各フロアの教育施設は、回遊路で立体的につながり、隣接している学生会館とも接続することで、新しい学生生活·楽しい交流が生まれることを期待している。