航空管制隊難関の「2級陸上無線技術士」阿多口1曹が突破

摘要

航空管制隊(司令•岩松恒徳1佐)所属の阿多ロ剛1曹は二月七日、約二年間の努力を結実させ、合格率二〇パーセントの難関国家資格である「第二級陸上無線技術士」の資格を取得した。阿多口1曹は、自己の主持技は航空管制で、航空管制隊の一部である洋上管制隊で勤務。洋管隊が保有する無線機の運用には、電波法上、第二級陸上無線技術士の資格が必須だが、現状は他部隊の当該資格を有する整備賀の支接を受けている。この現状を何とか打破したいという思いから「ならば自分が資格を取得する」と一念発起し、独学で同資格の取得を目指した。しかし、航空機との交信を主業務とする航空管制とはまったく畑違いなこともあり、途中挫折しかけたことがあったものの、同国家資格を有する同僚整備員からの熱い指導を受け見事に目標を達成した。