昭電の白石アルミ事業部門島が見解高純度箔とED管がフル生産設備増強含め、内外で攻めの展開

摘要

昭和電工の白石俊一常務執行　役員アルミニウム事業部門島（写真）は9日記者会見し、同事業　部門の10年12月期業績概要と今期見通し、および今後の主要な経営施策などについて、要旨、次のように述べた（業績は5～6貢の表参照）。 今期は熱交事業の譲渡で減収・減益「今期のアルミニウム部門は自動車熟交事業のケーヒンとの合弁会社への移管を下期から織り込んでいるため、減収減益となる。新セグメントに合わせて組み替えた10年業績の売上高1，301億円には昭和電工パッケージングとIPPの売上は含まれていない。昭和電工パッケージングは現在も電池材料分野が非常に好調だが、自動車関係も含めてもっと拡大させようということで先端電池材料（ABM）部門に移管することにした。パッケージングの09年売上は90億円。従って、10年の売上高1，300億円に100億円を加えた1，400億円が『アルミ』事業の亮上である