204.9万トンで4.3%増、輸出増寄与6年振り200万トン台、内需3.3%増

摘要

(—社）日本アルミ協会がこのほどまトめた14年度上期（4〜9月）における用途別•製品别ァルミ製品総需要は204万8,741トンで前年同期比4.3%増トなり、上期ベースで6年振りに200万トン台に回復した。消費税増税の反動が注目されたが、アルミ需要への影響は軽微で、内需は3.3%増ト堅調に推移、輸出が24.8%増ト大きく伸びた。用途別出荷は表Aの通りで、内需は193万1,454トンで3.3%增、輸出は11万7,287トンで24.8%増トなった。構成比39.7%ト最大の自動車•鉄道車両•船舶•航空機などの輸送機器は81万3,は2トンで1.1%の微増トなり、同13.2%の建設向けも住宅着工不振で1.3%減ト低調。反面同11.9%の金属製品は高純度箔地向けの増加などで4.7%增、電気機械は5.3%増、その他が17.3%増トなり、内需の伸びを支えた。輸出の增加は主にアルミ板で、円安の進行ト国内各社の海外進出に伴う海外生産拠点へのコィル輸出增などによる。