JSSC藤野陽三会長、日本学士院賞を受賞

摘要

日本鋼構造協会会長の藤野陽三先生(横浜国立大学上席特別教授、東京大学名誉教授）におかれましては、このたび日本学士院賞を受賞されました。本賞は、明治43年に創設、学術上特に優れた研究業績に対して授賞されるもので、令和元年度で第109回となります。学術上、日本で最も伝統と権威のある日本学士院賞が、藤野先生の「長大な構造物の振動現象の解明と制御」研究に対して授与されましたことに、心より祝意と敬意を表します。なお、建設分野では、物部長穂、國分正胤、堀川清司、石原研而、木村孟、首藤伸夫博士（以上、土木)、武藤清、福山敏男、坪井善勝博士（以上、建築）に次いで10人目の受賞となります。