エンジニアから大学教員く

摘要

私が台湾最大手のコンサルタント会 社CECIにエンジニアとして勤め ていた頃には、まさか自分が日本で勉 強することになり、その後大学教員に なるとは夢にも思つていませんでし た。当時、コンサルタントの仕事が好 きで、橋梁の計画から設計、建設に携 われることにやりがいを感じていたた め、大学教員といぅ職業を考えたこと はありませんでした。その一方で、台 湾と日本には地勢的にも気候的にも多 くの共通点があり、地震や台風などの 自然災害に対して、日本の知見や先進 技術が台湾で生かせるのではないかと 考えていました。そこで、苦手な日本語でしたが、CECI附属の図書館で 数多くの文献や、その中でも特に道路 橋示方書を参考に、ょり良い橋梁の設 計について考えていました。