質の高いインフラを海外へ: 国土交通省のインフラ海外展開の取り組み紹介

摘要

インフラシステムの海外展開は、内閣官房長官を議長とした閣僚級の会議「経協インフラ戦略会議」において、「我が国企業によるインフラ・システムの海外展開や、エネルギー・鉱物资源の海外権益確保を支援する」ことが位置付けられ、2013年5月に同会議で決定した「インフラシステム輸出戦略」において2020年までに30兆円のインフラ輸出を図ることが標として掲げられた。それ以降、毎年の成長戦略「日本再興戦略」や「未来投資戦略」においても日本の成長戦略の柱として位置付けられ、政府を挙げてこれまで取り組みを進めているところである。