新技術・国際規格導入から技術継承・電気学会のあり方を考える

摘要

将来の社会を予想し，その社会に対応すべき電気工学や電気技術がどうあるべきか？また，そのようなことに対応すべく電気学会はどうあるべきかに関して，平成16年皮，平成17年度電気学会会長演説に述べられているところである。また，電気エネルギーの有用性を指摘し，将来にわたって電気エネルギーの使用率（電化率）が上昇することに対応すべき電気学会のあり方に関しても平成18年度電気学会会長演説で述べられている。そのような背景の下で，電気学会として学会のあるべき姿として「グランドデザイン」を提示し，その基本政策としての「マスタープラン」を作成してきた。