The 46th Annual Conference of the IEEE Industrial Electronics Society(lECON 2020)は,IEEE Industrial Electronics Society(lES)の年次大会であり,電気学会産業応用部門がカバーする技術領域と重複しているため,本ニュースレターを熟読する熱き会員諸氏は,一度は参加,あるいは聞いたことがあると思われる。今年度は,10月18日から21日の4日間の会期でシンガポールのMarina Bay Sands Expo and Convention Centreで盛大に開催される,予定であった…。ご多分に漏れず,IECON2020も参加者の安全と健康を第一に考え,というすでに見慣れた(予想された)通達とともにVirtualで開催されることとなった。この時点で,セッションで疲れた頭を地上約200 mの屋上プールでリフレッシュ,夜はTiger beerで喉を潤し,という思いは儍くも消え去り,いつもの見慣れた景色の中,いっもと同じ味のコーヒーをすすり,へッドホンを装着してディスプレイの前に鎮座することとなった。唯一の救いは,シンガポール現地時間(日本時間—1)で大会が進行したため,眠い目をこすらずに,リアルタイムで会議に参加できたことである。
展开▼