対流型首都圏の実現と防災·減災、超高齢化社会、国際競争力強化へ取り組み

摘要

新しい国土の基本構想である「対流促進型国土」の形成を目指すため、平成28年3月に新たな国土形成計画「広域地方計画」が策定された。本計画では全国を8つの広域ブロックに分け、今後約10年間に渡る国土の利用、整備及び保全に関する長期的な施策が示されている。さらに各地方ブロックにおいては、平成32年度までの約5年間を見据えた「地方ブロックにおける社会資本整備重点計画」に基づき、各地方の特性に応じた社会資本整備の具体的な事業を推進している。関東1都8県を管轄する関東地方整備局では、「対流がもたらす活力社会の再構築」をテーマとした「首都圏広域地方計画」を策定し、世界に誇る洗練された首都圈の構築を目指すための様々なプロジェクトを推進している。関東地整のビジョンや取り組みについて企画部長　大野昌仁氏に伺った。