都市内の芝生広場と人工被覆広場における放射収支と熱収支の現地観測

摘要

都市の広場の地表面被覆の違いが，広場の熟環境及ぼす影響に関すrnる報告である。福岡市中央部，天神の芝生広場と白色擬石広場の地表rn面被覆の違う2種類の広場について，気温・湿度，地表面温度，上向rnき・下向き長波長放射，地中伝熱量などを2006年夏季8月に観測し，rnその測定データから芝生広場と白色擬石広場における遠いを分析してrnいる。気温・湿度は昼夜とも両者でほとんど差はなし）が，夜間の芝生rn広場の表面温度は擬石広場よりも低く，総合的に芝生広場の方がややrn好ましい結果になったようであるが，広場の面積が芝生広場4900m~2rnに対して擬石広場2500m~2など環境条件が異なる面もあり，このようrnな環境条件の違いも結果に差を生じた原因とも考えられる。rn本調査により数多くの観測データが得られており，今後，都心の広rn場に採用すべき地表面被覆の方法の提案，都市気候，広場の微気候へrnの影響の総合的評価法などに発展させることが望まれる。