被災既存RC 中層建物の等価弾塑性系1 自由度系による応答評価:その1 弾塑性復元力のモデル置換

摘要

建築物の地震応答解析は、電子計算機の進歩により、rn部材レベルの非線形特性を考慮した立体解析が一般的にrnなりつつある。一方、建物全体のマクロな弾塑性挙動をrnイメージするための単純化モデルによる評価も、耐震設rn計においては必要である。2000 年に定められた限界耐力rn計算においては、1 方向静的増分解析の情報を用いて、多rn層建物の復元力特性を等価な完全弾塑性1 自由度系に置換rnする方法が示されている。