鉄骨部分骨組の振動台実験に基づく梁端部の損傷検知手法に関する研究その４　微動計測ひずみによる損傷検知手法の適用性

摘要

常時微動による微小ひずみの計測による鉄骨部材の損rn傷評価手法について、振動実験結果への適用を試みた。rnひずみのフーリエ振幅の変化は固有振動数の変化と概ねrn合致しており、部材剛性を適切に把握出来ることが確認rnされた。ただし、健全時であっても理論値とは必ずしもrn一致しないこと、また損傷後に剛性の上昇が観察されるrn場合があることなど、実験精度に起因する誤差や、損傷rn程度と部材剛性の変化の定量的な関係性などについてrnは、さらに検討が必要である。