津波避難訓練における災害時要援護者の搬送速度と輸送力: 神戸市真陽地区における車いす、介助車、シルバーカーおよびリヤカーを用いた屋外の搬送避難

摘要

(1) 今回測定した要援護者および支援者が想定される津波rn到達時間90 分までに津波警戒区域外に避難完了が可能でrnあることがわかった。rn(2) 車いす、介助車、シルバーカー及びリヤカーの4 機種rnを搬送機材とした結果、要援護者搬送時の速度はそれぞrnれ1.50m/s、1.42m/s、1.03m/s、1.27m/s(実車時の避難経路rn全体の平均、信号停止時間は除く)であった。なお、本測rn定の避難経路は、アスファルト舗装、タイル舗装、またrnはインターロッキングブロック舗装であり、-1.04％からrn1.11％(平均0.34％)の縦断勾配がある。