中国広州市近郊農村のもつ諸特性と住宅建設 中国広州市城中村の集落固有性に関する研究・その４

摘要

近郊農村がその歴史文化的，産業的な特性を生かしたrn経済的振興と居住環境整備を両立させることには多くのrn障がいがあることが明らかとなった。不安定な外部経済rnへの依存は持続的な集落経営に結びつかず，村（村民委rn員会）による将来を見据えた総合計画の策定が望まれる。rn広州市は近郊農村の不動産経済への傾斜を食い止める産rn業育成に向けた技術的支援と資金提供を行うべきである。rnなお，本研究の一部に科学研究費補助金（基盤研究Ｃ「中国広rn州市城中村の持続的居住環境形成に向けた集落固有性の評価」）をrn使用した。末尾になりますが，本研究の遂行に当たり，広州大学rn嶺南建築研究所の湯国華先生ならびに黎庶旌氏（パルマリザジャrnパン）のご指導，ご支援をいただきましたことを記します。