中国山西省大陽鎮伝統建築の現代的利用と保存

摘要

大陽鎮の伝統的建物は、一つの院落に複数の家族によって居rn住されており、60 年を経た現在、居住者の減少と生活様式の変rn化のために、空き家の数が増加している。本研究では、居住調rn査を行い、大陽鎮の伝統的建物の24%が空き家で、14%が廃棄さrnれている現状を明らかにした。国は歴史文化名鎮として保護しrnているが、居住者が減っている状況では十分に保護することはrnできない。制度として保護するだけではなく、空き家対策や観rn光資源による活用を積極的に行う必要がある。また鎮外に出てrnいった若い居住者たちを引き戻すような魅力を持ったまちづrnくりも必要であろう。廃棄された建物の再利用など新たな活用rnの案がなければ伝統的建物の保存も難しいと思われる。