最大応答変形と残留変形を抑制する鉄筋集成材梁の曲げせん断加力実験その２．梁端の曲げ性能とせん断性能

摘要

1) 梁端の下端に隙間を設けて圧縮変形を吸収させることrnができ，1/50rad. までは梁の食い込みによる柱の繊維のrn損傷は防ぐことはできた。rn2) 加力の第1 段階では,1/67rad. を経験しても, 振動後のrn最終の残留変形角は1/400rad. 以下に抑制できた。また,rn段階を進めても残留変形角は第1 段階と同程度の性能rnを発揮した。