山留め芯材を利用した合成地下壁に関する実験的研究（その２）合成度および防水層の影響

摘要

以下に実験結果のまとめを示す。rn1.合成度による影響では、加力開始から曲げひび割れrn発生までの挙動(荷重変形関係、各部材ひずみ性状)に合rn成度による差は見られなかった。rn2.曲げひび割れ発生以後、合成度が小さいほど剛性低rn下が大きくなった。rn3.有効等価断面係数は合成度を0.2 としても合成構造rn設計指針の設計式で評価できる。rn4.防水層による影響は、区間全長の2 割程度の防水層rnであれば、防水層の有無で有意な差は見られなかった。