超高層建物における新構造システムの提案および構造計画による研究：デザイン性も兼ねたタワー型高層建物についての考察

摘要

世界でも有数の地震大国である日本では、高層共同住rn宅の整備は進まなかったが、鹿島建設の「椎名町アパーrnト」（東京都豊島区、18 階建て）を皮切りにマンションのrn高層化が可能であると立証された後、徐々に増え、日本rnでも超高層マンションの建設は急増した。現在高さ日本rn一のマンションは、大阪府の「The Kitahama」（54 階建、rn高さ209m）である。海外に目を向けると、現在世界一のrn高さを誇るマンションはアメリカの「432 パーク・アベrnニュー」（432m）であり、世界には高さ250m を超えるもrnのは40 棟以上ある。それに加え意匠の自由度もはるかにrn高く、日本との差は歴然である。これが日本でなかなかrn実現できないのは、地震への対策を考慮しなくてはいけrnないことが原因であるのは、紛れもない事実である。