既製杭埋込み工法における根固め部ソイルセメントの強度早期判定法の研究（その１ 根固め部ソイルセメントの材料組成の分析法の検討）

摘要

既製杭埋込み工法は、掘削孔内の泥水中にセメントミrnルクを注入・攪拌することによって根固め部および杭周rn固定部を築造し、支持力を得る工法である。この工法は、rn杭先端の支持層到達とともに、根固め部に築造されたソrnイルセメントの強度発現が支持力確保において特に重要rnであるが、多くの杭工法では根固め部のソイルセメントrnの強度については明確な確認方法が規定されていない。rnしかし、杭品質確保の社会的な要望の高まりを受けて、rn日建連指針1)において「根固め部のソイルセメントの未固rn結試料を直接採取して作製した供試体により、圧縮強度rnを確認する。」ことが推奨されたことなどから、根固め部rnのソイルセメントの強度確認が社会的ニーズとなりつつrnある。