光ファイバセンサを用いた一軸引張部材におけるひび割れ発生前後の鉄筋ひずみと付着応力

摘要

ひび割れ発生位置の鉄筋ひずみの，ひrnび割れ発生直前の値と，ひび割れ発生直rn後の増分値について述べた。また，ひびrn割れが発生すると，ひび割れ発生位置をrn対称に概ね75~105mm(約6d~8d)の範囲rnのみで付着応力が変化することを示した。rnさらに，付着応力すべり関係に実験でrn用いた鉄筋と同じく細径の鉄筋を対象とrnした吉村らのBilinear 曲線を用いた付着rn解析により，ひび割れ発生直後のひずみrn分布と付着応力分布を概ね再現できるこrnとを示した。