地盤配管設備等の非構造部材を含む3 階建て住宅の機能を検証するＥ－ディフェンス実験（首都圏レジリエンスプロジェクト） その4 損傷モニタリング

摘要

本報では，同名報告その1 で計画するE－ディフェンスrn実験に導入予定の，木造住宅損傷モニタリングシステムrnの概要を示す。木造住宅の耐震性能モニタリングに関しrnては，地震前後の建物固有周期など動特性の変化から損rn傷検知をめざす手法[1], [2]などが古くから検討されてきた。こrnれに対し，建物に常設の強震計記録から地震時の最大変rn形量等を算定することで，高精度の損傷度推定を試みるrn手法[3]などが提案されている。