日米技術フォーラム参加報告

摘要

2006年5月16～17日、米国テネシー州ヴァンダービルト大学において、第17回日米技術フォーラムが開催された。主催者はジム・アワー同大学教授・日米研究協力センター所長（元国防総省日本部長）であった。日本側は渡辺修日本貿易振興会理事長を議長とし、12企業（機器製造業及び商社）、政府（経済産業省及び防衛庁）及び関係団体等から36名が参加した（うちオブザーバー等14名）。米国側は、アワー教授を議長とし、企業（ロッキード・マーチン、ボーイング、レイセオン、ジェネラル・ダイナミックス、ノースロップ・グラマン、CSC（Computer Sciences Corporation）、BAEシステムズ社等）、国防総省その他シンクタンク、コンサルタント、オブザーバーを含め、20名が参加した。日米の参加者は総勢56名であった。日米双方から、防衛産業にかかる政策的枠組み、日米共同プログラム関連事項並びに日米防衛産業の今後の問題と共同プログラムに及ばす影響等を取り上げ活発な論議と情報交換を行った。以下その概要を紹介する。