日米技術フォーラム参加報告

摘要

（1）今年5月13～14日、米国テネシー州ヴアンダービルト大学において、第19回日米技術 フォーラムが開催された。主催者はジム・アワー同大学教授・日米研究協力センター所 長（元国防総省日本部長）であった。 （2）日本側は鎌田吉郎日本防衛装備工業会理事長を議長とし、13企業（重工業、電機及び 商社）、政府（経済産業省及び防衛省）及び関係団体等から36名が参加（うちオブザーバー 等12名）。米国側は、アワー教授を議長とし、企業（ロッキード・マーチン、ボーイン グ、ノースロップ・グラマン、レイセオン、アルコア社等）、国防総省その他シンクタン ク、コンサルタントを含め、22名が参加。参加者数はオブザーバーを含め総勢59名であっ た。 （3）日米双方から、防衛産業にかかる政策的枠組み、日米共同プログラム関連事項並びに 日米防衛産業の今後の問題と共同プログラムに及ぼす影響等を取り上げ、活発な論議と 情報交換を行った。以下その概要を紹介する。