ロイター通信ガ9月22日付で報じるところによれば、中国海軍の2隻の戦闘艦、誘導ミサイル駆逐艦「長春」と誘導ミサイル•フリゲート「常州」は、イランのバンダレアッバース港に入港した。中国海軍戦闘艦艇がペルシャ湾に入り、イランに寄港するのは初めてである。滞在期間は5日間である。今回のイランへの寄港は、中東からホル厶ズ海峡、インド洋、マラッカ•シンガポール海峡を経由して南シナ海に至る、自国の石油消費量の20%以上を輸送する長く脆弱なシーレーンを防衛することを狙いとした、中国の包括的な戦略のー環である。中国海軍は現在のところ、第1列島線内の海域における作戦行動が主体だが、近年、アデン湾の想賊対処に見られるように、インド洋にも小規模な戦力を展開している。しかしなガら、中国にとって、長いシーレーンに沿つて十分な戦力を展開するまでには、長い道のりを要しよう(Reuters, September 22, 2014)。
展开▼