先天性心疾患の成人後のフォローアップ

摘要

医療機器による診断能力,周術期管理方法,新生児•乳児期の先天性心疾患外科手術成績の向上により,1997年,日本では,先天性心疾患患者数割合は成人51%,小児49%と成人患者数が小児を上回った.小児期の先天性心疾患医療のさらなる発展により,これ以降.先天性心疾患における成人患者割合は小児より大きくなっていることは自明の理である.現在は,もはや先天性心疾患は小児のみの病気とはいえない.