視聴率競争2013 テレ朝、日テレ2強時代に突入 フジとNHKは厳しさ続くTBSとテレ東 明るい兆し

摘要

2013年の年間世帯視聴率(12年12月31日-13年12月29日)は、ゴールデン(以後、G帯)とプライム(P帯)でテレビ朝日が開局以来初の二冠を達成。GP帯で2位となった日本テレビ放送網が全日で何とか首位を守った。12年に続き、三冠不成立の年だった。フジテレビジョンとNHKが前年に続いて後退し、TBSとテレビ東京は多少の改善となった。13年の視聴率競争を振り返える。地上波テレビ各局による13年の視聴率競争は表の通り。13年の年間は、テレビ朝日が二冠、日本テレビが一冠、フジテレビが12年に続き無冠となった。77年にオンライン方式で視聴率調査が実施されるようになり、翌78年から34年間「三冠王」が続いてきたが、ここ2年は「二冠」と「一冠」に分裂した。