融着内蔵型現地付けコネクタの開発

摘要

急激に進展するFTT xの施工簡素化、メンテナンス容易化のために現地付けコネクタの要求が高まっている。従来の現地付けコネクタは、施工時の不具合を検出することが困難で、かつ、高反射減衰量が求められるアナログ映像サービスへの適用ができなかった。今回、これら課題を解決するために、融着技術を利用した現地付けコネクタを開発した。新たに開発したコネクタは、融着部をコネクタ内部に収納する構成とし、コネクタ接続時のフェルールバックで生じるファイバの局所曲げを回避できるよう、融着部がフェルールと一体化した特長を有している。また、既存の敵着機を使用できるようにしたことで、工事会社にとって新たに設備投資する負担を抑制した。開発したコネクタは、融着部を含めた接続損失は0.3dB以下で、信頼性についても、工場で製造されたコネクタと同等の性能を確認している。%The demand for the field assembly connectors for the connection between cables has risen as the progress of FTTx world wide. This field assembly connector is required an easy installation for everyone who is in charge of the construction of FTTx, and the requested performance is diversified because of the characteristics on the network. Now, the field assembly connectors by using the fusion splicing technology that can achieve the high return loss is introduced here, which are suitable for applying to the analogue transmission network such as video service etc.