ネッ卜ワーク仮想化サービス基盤の進展と今後の展望[I]: 進化形ネッ卜ワーク仮想化と統合管理技術

摘要

筆者らは，2008年から，プログラム可能な独立なリソースの集合である「スライス」を用いて新世代プロトコルサー ビスを構成する持続進化可能な「ネットワーク仮想化基盤」の研究を始め.現代で言うSDNとNFVの融合に相当する 概念やそれを超えるデー夕プレーンのプログラム性を含むDeep Programmabilityの概念を提唱し，2010年までの6者共 同研究，2011年から7者の委託研究により推進した実績がある.本稿ではその経緯•歴史と今後の発展を議論する.