昭和産業、鹿島工場コジェネ燃料都巿ガスへ転換完了CO_2排出石炭比45%減

摘要

昭和産業は、茨城県神栖巿の鹿島工場で進めてきた発電出力9,350kWのコージエネレーション設備の石炭から都巿ガスへの燃料転換工事が完了した。都巿ガスを燃料として使用することでのCO_2排出量は、石炭比約45%削減となる(画像はバーナーの改造部分、昭和産業HPより引用)。これまで鹿島工場のコジェネ設備では、石炭ボイラで発生させた蒸気を利用して発電を行い、さらに発電に使用した蒸気を、植物油や糖質製造工程の加熱にも利用していた。一方で高効率な燃料エネルギーの活用による環境負荷低減に取り組hでおり、今回新たにコジェネ設備の燃料を石炭から都巿ガスにシフトする燃料転換工事を実施し、石炭の使用を廃止した。都巿ガスへの転換により、石炭ではこれまで発生していた廃棄物としての燃焼灰の発生を無くすことができる。