大里広域市町村圏組合、熊谷·深谷市でごみ焼却施設2カ所で建設、基本計画策定へ

摘要

埼玉県の熊谷巿、深谷巿、寄居町で構成する大里広域市町村圏組合は、新たに2カ所のごみ焼却施設を建設する。このため大里広域市町村圏組合新ごみ処理施設整備基本設計策定、環境影響評価調査計画書作成および土壌汚染調査業務の公募型プロポーザルを行いパシフイツクコンサルタンッが優先交渉権者となった。履行期間は2022年3月25日まで。現在同組合では、熊谷衛生センター第一工場(処理能力120トン/日、1980年4月稼働)、第二工場(同180トン/日、1989年9月稼働)、深谷清掃センター(同120トン/日、1992年4月稼働)、江南清掃センター(同熊谷市、同80トン/日、1979年12月稼働)の4施設が稼働中で、それぞれ基幹改良工事を実施しているが老朽化が進hでおり、新たな処理施設を建設する。ごみ焼却施設整備について施設規模、建設候補地の基本方針を決定しており、規模は組合全体で422トン/日から501トン/日程度。施設規模を最終的に確定させる工事発注段階では、過不足ないごみ焼却施設の規模を設定する。建設候補地は、現有施設のある熊谷市内と深谷市内の2カ所とする。稼働開始時期は、今後の環境影響評価の結果などで流動的ながら、熊谷市の施設は2031年4月、深谷市の施設は2029年4月を想定している。